よく歯科医院に行ってレントゲン写真を見せられてもほとんどわからないですよね。
歯の神経治療の前後のレントゲン写真ですが、これが参考になりますのでよく覚えておいて
損はないと思います。
ダメな例は歯の中に白い部分がきれいに描かれておりませんし、なんか汚さを感じます。
しかしきちんと根管治療をされた場合根管の形にお薬が入っているので白い部分がきれいに
描かれております。私もそうですが全部が全部このようにはなりません。なぜなら年齢を重ねると歯の根の中も狭くなっていきまして詰まってくる場合もあるからです。
これを頭に入れて歯科医院でお話を聞いてみて下さい。それを考慮に質問をして的確な答えが返ってこなかったらその歯科医院はアウトです。
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患者さんの訴え

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ある患者さんが数年まえから痛みではないですが違和感を訴えておりました。
殆どの歯科医院であまり言うなら抜歯しかないような事を言われて、私の医院に来院
致しました。私も完璧な歯科医師ではないのでその歯が救えるかどうかわかりませんでしたが、いつものように徹底的に検査、診査をして可能性は少ないが治療しますか?とお話したところ快諾して頂きまして早速治療に入りました。まず金属の冠を外してまたその下にある
土台の金属も外してやっと歯の根の内部に潜入していったらなんと出血がありました。
この出血は歯がここで一部割れている事を示しますので、数年前までは抜歯になってしまいましたが今ではこれを修復する材料があるのでそれを使用したところ悩んでいた違和感もなくなり、また歯も保存する事も出来てインプラント治療をしないで済みました。
この歯があと何年保つかは分かりませんが、定期的に観察していこうと思います。
これぞ歯科治療というものだと思いますが皆さんはいかがでしょうか。
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虫歯を削って詰めるという治療は非常に基本的な治療と言えるでしょう。
しかしながらこの基本的な治療がきちんと出来ない歯科医が多いのです。
特に女性の前歯ですがこの患者さんもまだ半年前に詰めたばかりなのにこの有様です。
これでもっときれいにしたかったらセラミックを被せる治療しかないと言われたそうです。
まあ、セラミックを被せる治療ももちろん良いとは思いますが、このように詰める治療がこれしかできないのにまともなセラミック治療が出来るでしょうか?
いつもですがこのような話しを聞くと私は燃えるのでセラミック治療をする前に、詰める治療できれいにましょうという事で患者さんにも了承を得て治療を開始しました。
初めはこのような歯だったのが、きちんと虫歯を除去して歯の色を合わせながら治療をしていきこのようになりました。セラミックをしなくてもここまで出来るので時間も治療費も
SAVEする事が出来ました。
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ある患者さんが今まで保険外診療いわゆる自由診療の歯科医院で治療したが、どうにも具合が良くないと来院しました。まあ自由診療ですからきちんと治療をしているかと思いきや
治療を始めた途端に眼を疑うような光景に出会ってしまいました。
本来あるはずの材料が無く中が空洞になっているではないですか!!歯の中は治療したはずが虫歯であふれておりまして、患者さんにもこの画像をお見せしたら呆れておりました。
通常通りに徹底的に虫歯を除去しラバーダムを掛けて治療に入ったのはいうまでもありません。まずこれが治療前の歯です。それなりに歯の形を保っております。
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しかし削っていくとこのように空洞が!!
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しまいにはこれしか歯が残りませんでしたが、これでも治療して残します!
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歯の神経を抜く治療をしてもまた痛みが再発するという事を経験した方もいるかと思います。このような場合歯科医師が歯の根の中にバイ菌をとり残しているという原因が約7割です。きちんと治療していれば再発を免れるのです。なので顕微鏡を使用しないで根管治療をするという事は"どうぞ失敗して下さい"と言っているようなものです。
なので私が訴えている保険治療を受ければ受けるだけ歯は無くなるという事につながるのです。この患者さんもなんか鼻の付近が重い感じがするともう数年前から訴えており様々な医者から歯医者などに通院したが治りません。私のところに来た時に徹底的に原因の追及をしたところ、ある歯ではないかという結論に達しました。患者さんも快諾して頂いて、歯を治療するために虫歯を除去して歯の根の中を探っていたらなんと凄い勢いで膿が出てきたではありませんか!!
この状態で約30分膿を出し切って洗浄、消毒を行った結果次来た時は今まであった重い感じも無くなって非常に気分爽快といった感じでございました。
いつも言ってますがあきらめてはいけません!
このように膿が出てきて段々に少なくなっていくのがわかりますね。
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日本にインプラント治療が入ってきて早50年ほどが過ぎようとしております。
私も今年でインプラント治療をして20年が経ちましたが、良いのか悪いのかの評価は非常に難しいのが正直なところです。勿論20代で交通事故で歯を無くしてしまったら入れ歯
なんて患者さんもイヤでしょうから、インプラント治療にするのが当たり前だと思います。
しかし、人間は誰でも年を取るのでそれによって人間の免疫力も低下してまいります。
その時にインプラントのところにバイ菌が入り込み炎症を起こしてしまいますと、歯肉が
腫れたり膿を出したりという事が起こってくるわけです。
そうなると高齢者にインプラント治療は非常にリスクが高いことになってきますので、安易にインプラント治療に飛びつくのは危険なことになります。
なので高齢な方でインプラント治療を希望している方または若い頃にインプラント治療
をして高齢になってしまった方などは思い切って今のシステムを変える事をお勧めします。
なるべくインプラントの周りが簡単に清掃できる環境にしてあげるのです。
例えばこの患者さんですが10年前にこのような形で入れ歯を支えるようにインプラントの装置を作りましたが、これでも歯ブラシが難しいまたは介護のスタッフの方がこのインプラントの装置の周りの清掃が出来なくなってきましたので思い切って装置の変更、ようは新しいシステムに作り変えました。上の画像のような装置から下の画像の装置に変えるだけで
劇的に清掃は簡単になりまた、患者さんのストレスも軽減致しました。
簡単に歯が無くなったからインプラント治療というわけではないのです。
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最近増えてきた治療に歯の中にある異物を除去する治療があります。歯の中の異物とは以前どこかの歯科医院で治療をした際に器具を破折させて歯の中に残ってしまったという事です。しかし、口の中の事ですしその歯科医師が黙っていれば正直わかりません!痛みが発症するのも数年後になりますしね。今回もこの異物のせいで抜歯宣告された患者さんが絶対抜きたくないと来院されました。診査、診断もCTや通常のレントゲンを使って確認して2,5mmの破折器具を見つけました。

この場合眼では絶対に見えないので、マイクロスコープが必須になります。またCTも必須になりますからこの二つを持っている歯科医院で治療を受けなければ治りません。このようにCTで確認出来ます。
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マイクロスコープでも確認できますね。これはもう取れる寸前の画像ですが。
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実際取れた破折器具です。
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一年間に数件は私もインプラントのトラブルを経験します。その中で今回はインプラント治療に用いられるねじです。このねじもチタンで出来ており一生保つものではありません。今回は私が8年前に治療をして最近のメンテナンスでこのねじの破折が見つかりました。当然、金属は疲労により(この場合は毎日の咬む力)破折します。この場合は新品のねじに交換すればそれだけで治療は終了です。しかし、ねじではなくインプラント本体が破折したらインプラントを除去しないといけませんのでやはりメンテナンスは必要ですね。インプラントは一生ものではありませんのでご注意を。
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入れ歯も大切

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完全に自由診療に診療スタイルを変更してから既に9ヶ月が経とうとしております。
お問い合わせの電話でのご質問でよくインプラントや審美治療等の高価な診療しかしていないのか?と聞かれますがそういった治療は50%もありません。
今、毎日の治療でやはり多いのは歯の根の治療や虫歯治療のような極々基本的な治療が占めております。しかし、この基本的な治療をきちんとするのが一番難しいのです。
入れ歯も最近増えてきた治療です。きちんと整備された顎に入れ歯を入れればある程度の咬む事は出来ます。しかし、顎自体があまり良く無いところに入れ歯を入れても全く咬む事は出来ません。今回もまず歯肉を治療して顎の状態を改善してから入れ歯を入れる事になり、今はまだ仮入れ歯ですが何でも咬めるとおっしゃってます。
このような歯肉ですと何個入れ歯を作っても、どの歯科医院に行っても問題は解決出来ませんよ。これが治療前。
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これが治療後です。
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最近、このようなケースが増えてきました。
どのようなケースかというと歯の中に破折した器具を残してしまったまま治療を終了し
再度、痛みがでてしまったケースです。この患者さんもこの器具は除去出来ないし痛みも
あるから抜歯と言われて来院しました。しかしこの程度でしたら十分抜かないでも治療
出来ますので安易に抜歯は要注意ですね。
レントゲンを見ると歯の中で破折している器具がわかります。
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これを丁寧に除去したらこのように歯の外に出てきました。
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治療後に確認のレントゲンを撮影したら確実に除去できており嬉しくなりましたね。
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あきらめてはいけません!!



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